フィンペシアとは?

フィンペシアとはAGA治療薬として日本でも正式に許認可されているAGA治療薬、「プロペシア」という薬のジェネリック医薬品です。

しかし、フィンペシアの方はいまだ日本では正式に販売はされていません。

開発・販売元はインドのCipal社という製薬会社です。

しかしながら世界的に見た場合、国際基準はクリアしていて、プロペシアのジェネリック医薬品としては高い人気があります。

したがってこの薬を日本で入手するには個人輸入という方法になります。

AGAについて

AGAとは“Androgenetic Alopecia”の略称で、日本語では「男性型脱毛症」と呼ばれます。

名称からも分かる通り圧倒的に男性に多い脱毛症で、薄毛や脱毛で悩んでいる人のおよそ9割を占めていると言われています。

年齢的には40代以降から急増し、60代以降の高齢者ではおよそ7割近い人がAGAを発症しているという衝撃の報告が公表されています。

AGAにはいくつかの脱毛パターンがありますが、日本人に一番多いのは額側の生え際が徐々に後退していくいわゆるM字ハゲタイプで、これについで頭頂部が薄くなり周囲の髪の毛が残るタイプが多くなります。

完全に脱毛しきってしまうタイプはごくわずかしか報告されていません。

統計的にみるとAGAの確定診断を受けている人の数は全体で1200万人を超え、薄毛具合を気にかけている人は800万人に上るとされています。

日本では「プロペシア」というフィナステリド(有効成分)製剤が厚生労働大臣の許認可を受けAGAの治療薬として流通しています。

しかし、この薬は医療用医薬品ですので、入手するには医療機関を受診し、処方箋を発行してもらってからその医療機関か調剤薬局経由で購入しなければなりません。

また、この薬は治療薬としての許可は下りていますが、健康保険の使えない治療薬ですので、薬をもらうために受診した際の診察料や検査料なども含めて全額自己負担となります。

(このような医療の給付を自由診療と呼びます)

このためネット通販の世界ではプロペシアのジェネリック医薬品で値段が安く、配合成分や効能的にも安定している「フィンペシア」に注目が集まっているのです。

フィナステリドの効果・効能について

AGA唯一の治療薬成分として大きな注目を集めているプロペシアですが、もともとは前立腺肥大症の治療薬として開発されたものでした。

ところが臨床検査中にAGAへの効果があることが確認され、その後も臨床検査を重ね日本でも2003年にAGA治療薬として正式に許認可されたという経緯を持つ薬です。

プロペシアの主成分であるフィナステリドには男性ホルモンの一種であるジヒデロテストステロンという物質の生成を阻害する作用があります。

ジヒデロテストステロンはテストステロン(男性ホルモン)が変異した物質で、男性の生殖機能に深く関わっています。

また、髪の毛はジヒデロテストステロンの前駆体であるテストステロンの作用によって太く丈夫になるので、毛根部にはテストステロン受容体という物質があり血液中のテストステロンを受け取って毛母細胞に届けているのですが、ジヒデロテストステロンもこの受容体に受け渡され、毛母細胞に届けられます。

ジヒデロテストステロンを浮けっとった毛母細胞では髪の毛が細く痩せてしまい、AGAを引き起こすというメカニズムになっています。

テストステロンをジヒデロテストステロンに変異させるのは5αリダクターゼ(還元酵素)という物質です。

そこで、フィナステリドには5αリダクターゼの働きを阻害してテストステロンの変異を抑制するという作用があることが確認されています。

フィナステリドのこの作用がもたらすAGAへの治療効果は非常に高く、臨床検査では70%以上のAGA患者に対して何らかの治療効果があるということが確認されています。

(国内での臨床検査では改善維持効果を合算すると98%以上の人に治療効果があるというデータも報告されています)

ただし、この薬の効果は年齢が上がるほど低くなるということもわかっているので、AGA治療は50歳になる前にはじめることが重要と言えます。

フィンペシアの主成分も同じくフィナステリドなのでAGA治療への効果は高いものであることが期待されます。

亜鉛との相乗効果について

ネット記事などではフィンペシア(プロペシア)と亜鉛を一緒に摂取するとさらに効果が高いという文言をしばしば見かけます。

ここではその記事の信ぴょう性について検証してみたいと思います。

フィンペシアは国内で正式に流通していないとはいえ、国際的には高い評価を受けているジェネリック医薬品です。

医薬品というからには効果・効能以外にも副作用が付きまといます。

前述しているようにAGAを引き起こす直接的な原因となる物質がジヒデロテストステロンですが、この物質には性欲を向上させるという作用があり、男性の生殖機能に深く関与しています。

したがってその生成を阻害するフィナステリドの副作用としては以下のことが挙げられるのです

  • 性欲減退
  • 精子の減少(無精子症へのリスク)
  • 胃腸障害
  • 肝機能障害

胃腸障害や肝機能障害は薬剤にはありがちである程度は対症療法などでも対処可能ですが、性欲減退や精子量の減少は少々困りものです。

そこで、欧米では「セックスミネラル」としても効果の高さが知られている亜鉛との併用という話に注目が集まったのです。

亜鉛には

  • 性欲を増強させる
  • 精子の産生を助ける
  • 味覚を維持する
  • 代謝を上げる

という作用が確認されています。

また、日本人の成人1日あたりの亜鉛摂取量は厚生労働省が推奨する摂取量を下回っているのでサプリメントで補って、できるだけフィナステリドの副作用を受けないようにしようという考え方がベースになっているのだと思われます。

ただし、亜鉛の過剰摂取は腎臓や肝臓に負担をかけてしまうので、亜鉛サプリを導入するときは1日の摂取目安量を守るようにしてください。

ジェネリック医薬品について

ジェネリック医薬品とは「後発医薬品」のことです。

これまである病気に対する有効性や安全性が実証されてきた新薬をより低価格で提供することが目的で開発されています。

日本でも医療費高騰の影響を受けて保険が利く医薬品でもジェネリックの存在が大きくクローズアップされるようになり始めています。

AGAは進行性の脱毛症ですので放置していて治るということはありません。

また完治させるような治療薬も存在せず、フィナステリド製剤は進行を遅らせるための対症療法薬となります。

したがって一度飲み始めると長期に飲み続ける必要性があります。

プロペシアは保険がきかないためより薬価の安いジェネリック医薬品の正式な許認可と国内流通が心待ちにされることでしょう。

プロペシアとの違い

ジェネリック医薬品の場合、主成分は同じでも副剤がオリジナルとは異なる場合があります。

ただし、ほとんどが食材としても使えるようなものが多いので、大きな問題にはならないと思われます。

(ただし、副剤に対するアレルギーには注意が必要です)

病院での処方の場合、アレルギーテストも可能ですが、医療機関では取り扱いのないフィンペシアではこういった検査などを実施することができないという点が一番のデメリットかもしれません。

入手方法

フィンペシアは現在厚生労働大臣の正式な許認可を得ていないので基本的には個人輸入で入手する以外に手立てはありません。

輸入薬を扱っている通販サイトも実は個人輸入代行を行っている医薬品販売業者であるというのが現状です。

個人輸入の場合万が一トラブルが発生しても全て自己責任になるということを念頭において信頼できる代行業者から購入するか、自分で取り寄せるようにしなければなりません。

代行業者を選ぶときはレビューなどをよく読んで信頼性を必ず確認するようにしてください。